第8話

第8話Aパート「えげつなき戦い」

ゴシップ雑誌『週刊三途之川』。
記者の小判が湯のみ片手に、最近のスクープを思い返して静かに一人ごちていた。
白澤とピーチ・マキの密会、不喜処の涙の出産ドキュメント。
そこまではよかったが、中途半端に閻魔殿に首を突っ込もうとして、
鬼灯の計らい?で激写してしまった奪衣婆の水浴びの瞬間を思い出し、胃を押さえる。
ゴシップ一本、よりえげつなくいくと決意した小判がターゲットにした人物とは?

第8話Bパート「地獄三十六景」

たまの休日。ノミと槌を手にした茄子が、今にも動き出しそうな蛙を木の枝に彫っていた。
しかし、どこか納得いかない様子。
最近どうもビビッとこないと、唐瓜に打ち明けてみた茄子は、
いつも通りにしてりゃいいと言われて、何となく合点がいった様子。
少しして、気持ちよさそうに風に吹かれる金魚草を見た茄子、
唐瓜の言葉にしたがうように、金魚草とともに風に身をまかせてみると?

各話ストーリー

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